平成27年度より、大阪府の公立高校の入試制度が以下の通り、大幅に変わります。中学生のお子さんを持つ親御さんは知らないと損をする話です!どう変わるのかは以下で詳しく解説をしていますのぜひご一読頂き、今後の受験対策の参考にして頂ければと思います。

①大阪府公立高校入試一本化

img_e063今までの前期・後期入試からほぼすべての学科で一般選抜として実施されることとなりました。音楽科・体育科などの実技試験がある学科のみ特別選抜として別枠で入試が行われます。

今後は、入試直前に進路を考えるのではなく、志望校決定に重要な高校の情報収集を早い段階から行い、高校のオープンスクール等への参加を中1・2生の方々にもお勧めいたします。志望校選択が本当に重要です。前期試験のように「とりあえずチャレンジしよう」などの安易な考えができなくなりますので、ご家族でしっかり話し合う時間を取って頂き、わからない事は塾長までお気軽にご相談ください。

②5教科入試に!中1・中2から5教科受講をお勧めします

入試が5教科に統一されることとなりました。今までは、学習の意識が英数国に偏りがちでしたが、今後は早い段階から5教科を視野に入れた学習を考えてほしいと思います。これから大学入試も変革していく中で、総合的な知識と思考力が試される時代になります。よって、英数国だけでなく理科/社会の受講を中1生又は中2生からスタートされることをお勧めいたします。

③中1・中2から内申が導入!チャレンジテストも内申に!

img_e029学校で行われるすべてのテスト結果が内申に導入されることとなりました。もちろん、内申はテスト結果だけでなく、授業態度や提出物、学校の中のルールを守る、先生に対する言葉遣いや態度に至るまで内申点に影響する事は言うまでもありません。今までよく耳にしてきましたが、「先生!中3なってから頑張ったらええねんやろ!」もうこんな事は言えなくなります。常に先生方は皆さんを見ています。全てにおいて努力できるようになってもらいたいものです。

④英語が最重要!英検合格が入試に有利!

今回の入試改革では、英語がかなり難しくなり、英検が入試において点数換算できるようになりました。また、長文読解においては、1分間に約100語の速さで読めるように訓練が必要になり、リスニングにおいても得点の割合が大幅に増える予定です。